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【新機能】Azure Data Studio 1.48 リリース


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Azure Data Studio 1.48 がリリースされました。

新機能としては、以下の機能が追加されたようです。今回は各新機能について確認してみようと思います。

 

【Azure Data Studio 1.48 新機能】

  • リストア ダイアログで Amazon S3 ストレージ URL 上に配置されたバックアップファイル からの データベース リストア をサポート

  • クエリ エディタ タブに SPID (ユーザー プロセスのセッション ID) を含めるように変更
  •  コマンドライン から Azure Data Studio を起動する際、接続先を指定できるように変更
  • 「データベースの作成」ダイアログから データベース を作成する際、Ledger を有効できるように改良

 

 

リストア ダイアログで Amazon S3 ストレージ URL 上に配置されたバックアップファイル からの データベース リストア をサポート

1) Amazon S3 バケットに SQL Server データベースのバックアップファイル「testdb.bak」をアップロードします。

 

2) AWS 管理コンソール側で 該当のAmazon S3 バケットに参照可能なアクセス権限が付与された IAM ユーザー (IAM グループ) を作成し、IAM ユーザーの アクセス キー、シークレット キー を取得します。

 

3) Azure Data Studio (1.48 以降) を起動後、データベース - 右クリック - データベースの復元 (プレビュー) を選択します。

※ 今回は、ローカル環境の SQL Server 2022 既定のインスタンス に接続しています。

 

4) 全般 タブ - 復元元 -「S3 URL」を選択後、バックアップ ファイルのパス「…」を押下します。


5) バックアップ ファイルが保存された Amazon S3 バケットのエンドポイント、該当 バケットにアクセス可能な IAM ユーザーの 秘密鍵、アクセスキーを入力後、「資格情報の追加」を押下し、バックアップ ファイルが保存されたバケットを選択後、「追加」を押下します。


6) ターゲット データベース 欄に データベース名 を入力後、「復元」を押下します。

 

[補足]

日本語訳が誤っていますが、ファイル タブ、オプション タブ (現在は「ファイル」となっている) は SQL Server Management Studio 同様に設定が可能になっているようです。

 

 

 

また、残念ながら 本日時点 (2024/2/29) では、復元ボタンをクリック後、以下のエラーが発生し、データベースの復元作業が失敗してしまいました。

 

 

そのため、本日時点 (2024/2/29)で確認できた事象について、以下のフィードバックサイトにフィードバックを実施してみました。

https://github.com/microsoft/azuredatastudio/issues/25450

https://github.com/microsoft/azuredatastudio/issues/25451

 

クエリ エディタ タブに SPID (ユーザー プロセスのセッション ID) を含めるように変更

クエリ エディタ タブに SPID (ユーザー プロセスのセッション ID) が含まれるようになっています。

 

 

コマンドライン から Azure Data Studio を起動する際、接続先を指定できるように変更

コマンドラインのヘルプはまだ実装されていないようですが、Azure Data Studio の実行モジュール (azuredatastudio.exe) に 「--command connect -- server <接続先SQL Server インスタンス>」引数を指定することで、Azure Data Studio の接続先を指定して Azure Data Studio を起動することができました。

 

※ 「--user <SQLログイン名> --command connect -- server <接続先SQL Server インスタンス>」と指定することで、SQL Server ログインを利用した接続も可能でした。

 

「データベースの作成」ダイアログから データベース を作成する際、Ledger を有効できるように改良

Azure Data Studio から データベースの新規作成を選択すると、「台帳データベース (Ledger)」を有効化するオプションが追加されています。

 

※ 2024年2月 現在