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【第5回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【基本2: 既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディング】


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第4回では、Azure Database for PostgreSQL のデプロイ方法、pgAdmin ツールからの接続方法、既定で作成されるデータベースに関する内容をまとめてみました。

今回は、Azure Database for PostgreSQL デプロイ後の既定のサーバー構成パラメータ値、エンコーディング設定について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。

 

 

 

既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディング

Azure Database for PostgreSQL デプロイ後、既定のロール (ユーザー)、接続可能なユーザー データベース「postgres」が作成されます。

既定のロール (ユーザー)で既定で作成されたユーザー データベースにログインし、既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディングについて確認してみようと思います。

 

既定のサーバー エンコーディング

1) psql ツールから Azure Database for PostgreSQL インスタンス上のデータベース「postgres」に接続

>psql "host=***01.postgres.database.azure.com port=5432 dbname=postgres user=****@***01 sslmode=require"

 

2) サーバーのエンコーディングを確認するためのクエリを実行

postgres=> select name, setting, context from pg_settings where name like 'server_%';
        name        | setting | context
--------------------+---------+----------
 server_encoding    | UTF8    | internal
 server_version     | 11.11   | internal
 server_version_num | 110011  | internal

 

既定のサーバー エンコーディングは「UTF8」であることが確認できました。 なお、Azure Database for PostgreSQL の サーバー エンコーディングは 「UTF8」以外に変更することはできないようです。

 

既定のサーバー構成パラメータ

1) psql ツールから Azure Database for PostgreSQL インスタンス上のデータベース「postgres」に接続

2) 既定のロケール (照合順序、日付や時刻の書式、通貨書式、小数区切り文字) を確認するためのクエリを実行

postgres=> select name, setting, context from pg_settings where name like 'lc%';
    name     |          setting           |  context
-------------+----------------------------+-----------
 lc_collate  | English_United States.1252 | internal
 lc_ctype    | English_United States.1252 | internal
 lc_messages | English_United States.1252 | superuser
 lc_monetary | English_United States.1252  | user
 lc_numeric  | English_United States.1252  | user
 lc_time     | English_United States.1252 | user

 

既定のロケールでは、「English_United States.1252」が設定されていることが確認できました。

 

変更可能なサーバー構成パラメータ

Azure Database for PostgreSQL では、利用ユーザーに対して スーパーユーザー(superuser) 権限を解放していないため、オンプレミス版の PostgreSQL と比較し、変更可能なサーバー構成パラメータが制限されています。

※ 変更可能なサーバー構成パラメータについては、以下の URL を確認。

 

 

変更可能なサーバー構成パラメータ (ロケール関連)

1) Azure ポータル から Azure Database for PostgreSQL サーバー - 設定 - サーバー パラメータを選択

 

f:id:nobtak:20210905170558p:plain


2) 検索欄に「lc」と入力し、ロケール関連のサーバー パラメータを確認

 

f:id:nobtak:20210905170849p:plain

ロケール関連で設定可能なサーバー パラメータは、「lc_monetary」、「lc_numeric」のみであることが確認できます。

 

まとめ

今回は、Azure Database for PostgreSQL デプロイ後の既定のサーバー構成パラメータ値、エンコーディング設定について、確認してみました。

次回は、Azure Database for PostgreSQL で 日本語ロケール のデータベースを作成する方法についてまとめてみようと思います。

 

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