NOBTAの気ままにITブログ

Azure全般 / SQL Serverに関する情報を発信していきます。


スポンサーリンク

【第4回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【基本1: 既定で作成されるデータベース】


スポンサーリンク

更新 : 2021/07

第1回から第3回では、主に オンプレミス PostgreSQL に関するアーキテクチャについてまとめてみました。今回は、Azure Database for PostgreSQL をデプロイし、pgAdmin などのツールから実際に接続したり、既定で作成されるデータベースなどについて、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。

※ Azure Database for PostgreSQL は バージョン「11」を選択します。

 

 

Azure Database for PostgreSQL サーバー作成

Azure Database for PostgreSQL サーバー作成については、以下のURLを参考に作成してみます。

参考URL

※ Azure SQL Database と同様に、Azure Database for PostgreSQL サーバーもファイア ウォール規則が有効になっているため、ローカル環境、Azure リソース から 接続する場合、「設定」-「接続のセキュリティ」から 接続元クライアントのグローバル IP アドレスなどを、ファイアウォール規則で許可することを忘れずに設定します。

 

f:id:nobtak:20200822151015p:plain

Azure Database for PostgreSQL サーバーへの接続

今回は、ローカル環境 (オンプレミス) 上にインストールされている PostgreSQLへの接続ツール「pgAdmin」から接続してみようと思います。

 

1) 「Create - Server」-「General」タブで、「Name」欄に任意の名前を指定します。

f:id:nobtak:20200822155950p:plain

 

2) 「Connection」タブで、「Host name/Address」欄に Azure Database for PostgreSQL サーバー名、「Port」欄に "5432" (Azure Database for PostgreSQL ゲートウェイへの接続に使用されるポート番号)、「Username」欄に 接続ユーザー (<ユーザー名>@<Azure Database for PostgreSQL サーバー名>)、「Password」欄に パスワードを入力後、「Save」ボタンを押下します。

f:id:nobtak:20200822160444p:plain

 

3) pgAdmin から Azure Database for PostgreSQL に接続すると、以下のように「azure_maintenance」、「azure_sys」、「postgres」の3つのデータベースが作成されていることが確認できました。

f:id:nobtak:20200822165124p:plain

 

[補足]

Azure Database for PostgreSQL は、データベース クラスタとしてデプロイされるため、割り当てるリソース量に依存するが、データベースを自由に追加することが可能となっている。

Azure SQL Database は データベース単位の課金となるが、Azure Database for PostgreSQL は データベース クラスタ単位の課金となる。

読み取りレプリカを追加すると、Azure Database for PostgreSQL の データベース クラスタが増えることになるため、課金が増えることになる。

 

Azure Database for PostgreSQL 既定で作成されるデータベース

Azure Database for PostgreSQL サーバーを作成後、「azure_maintenance」、「azure_sys」、「postgres」の3つのデータベースが作成されることが確認できました。それぞれのデータベースについて確認してみます。

 

  • azure_maintenance : ユーザー操作から管理対象サービスを提供するプロセスを分離するために使用されるデータベースであり、ユーザーからアクセスすることはできない。

 

  • azure_sys : クエリ ストアで使用されるデータベース。クエリ ストアが有効になっている場合、このデータベースにクエリ ストアの情報が書きこまれる。

 

  • postgres : オンプレミス Postgres データベースと同様に、既定のデータベース。

 

[補足]

Azure Database for PostgreSQL は、データベース クラスタとしてデプロイされるため、データベースを追加することが可能となっている。

※ データベース「db1」を後から追加した場合

f:id:nobtak:20210714170728p:plain

 

まとめ

今回は、Azure Database for PostgreSQL をデプロイし、pgAdmin などのツールから実際に接続したり、既定で作成されるデータベースなどについてまとめてみました。 

次回は、Azure Database for PostgreSQL のサーバーパラメータ設定の変更に関する内容について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。

 

【第5回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【基本2: 既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディング】 へ