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【新機能】SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録について


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少し前の情報となりますが、Azure 仮想マシン上の Windows OS と SQL Server を日本語化した場合、SQL IaaS Agent 拡張機能が正しく動作しないという問題がありました。

今回、SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録という機能が公開されたので、Windows OS と SQL Server を日本語化した場合でも、正しく動作するかを確認してみようと思います。

 

 

SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録機能確認

1) Azure 仮想マシン (Windows Server 2019 : 英語版) を日本語化後、SQL Server 2019 Developer Edition 日本語版をインストールします。

 

2) Azure ポータル - 「SQL 仮想マシン」を選択し、1) でデプロイしたAzure仮想マシンを選択します。

 

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3) 「SQL 仮想マシンのすべての管理機能を有効にするには、ここをクリックしてください。」を選択します。

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4) 「仮想マシンで SQL Server サービスを再起動することに同意します。」にチェックし、「確認」を選択します。

 

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5) 4) 完了後、「セキュリティ」、「修正プログラムの適用」、「バックアップ」、「追加機能」が選択可能となり、各機能が使用できることが確認できました。

 

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まとめ

Azure 仮想マシン上の Windows OS と SQL Server を日本語化した場合においても、SQL IaaS Agent 拡張機能が正常に使用できることが確認できました。

バックアップ機能では、SQL Serverのマネージド バックアップ機能を有効化し、データベースのバックアップをAzureポータル上から設定できたり、修正プログラムの適用をスケジュールできたりと、色々と便利なので、使っていこうと思います。

 

 

 ※ 本ブログの情報は、2020年11月 時点のものなります。